BLOG 2020.02.07

サーモスＬ＠串戸の家

昨日、串戸の家では網戸の設置を行いました。
取り付けをしている職人さんの邪魔をして
blogのネタないかね？とお尋ねしたのですが
写真映えしないマニアックな回答を頂戴したので、
とりあえず今回はそれを割愛させていただき
最近わが社で標準採用しているLIXILのサーモスというサッシについての御紹介を。
 
サーモスシリーズは、アルミと樹脂の複合サッシです。
世の中には、樹脂サッシ、３重ガラス等々超高性能な製品が出てきていますが
現時点では、一般的な住宅にはこのハイブリッド品のサーモスＬ（サーモスⅡ－Ｈ）が
最適解だと考えています。
スペックとしても、十分ZEHに対応できる機能を備えていますし
値段もずいぶん、こなれてきました。
 
完全樹脂サッシや、３枚ガラス（４枚ガラス）になってくると
値段も高いですし、そこまでのものが必要なの？っていう疑問もある。
紫外線に対する耐久性も、樹脂品は未だ未知数だと考えています。
サーモスを採用しているのは、見た目的な理由も大きいです。
 
下の写真は、サーモスＬ 幅２．５Ｍ/高さ２．２Ｍ という大型引き違いサッシですが
召し合わせ部分のたて枠が幅４ｃｍしかありません。
従来のサッシでは、この倍くらいあったと思います。
 
この写真をみても、一般の方は何も感じないかもですが
ものすごい変化なんです。実は。
枠部分がスリムになっていくと、
同じサッシ寸法でも、ガラス面積が全然変わってくるので
「開口」の機能上、この差はすごく大きいです
もっとハイスペックな製品が、この見た目で
なおかつ値段もこなれてきたら、標準品として切り替えしていきたいですが
おそらくあと数年はこのシリーズを使っていくことになるでしょうね。