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BLOG 2020.11.21
左官仕上外壁の下地@柿の浦の家
サッシが取り付いて、だいぶ家の顔らしくなってきた柿の浦の家。
サッシを取り付けたら、外壁の下地を大工が
がんばって打ち付けていきます。
最近は、新築住宅の十中八九、サイディング仕上げのため
このように木下地を貼っていく工程というのを
見たことも無い、という方が多くいらっしゃると思います。
この後の工程で、この木下地にメタルラス(モルタルを塗るための、これまた下地)を貼っていくので
この木の材料をラス板(ラスイタ)と呼んでいます。
このラス板ですが、実は副次的な効果が見込めます。
それは、建物が構造的に強くなるということ。
柱と柱をつないでいくわけですから、なんとなく建物の壁が強くなりそうなのがイメージできますよね。
それでは、なぜ「副次的」な効果、という表現をしたかというと、、。
弊社では基本的に、いわゆるスジカイといわれるものだけで
構造的な強さを計算しています。。
つまりこのラス板は、計算に入れずに
満足な結果を見込んでいるわけです。
なので、計算表にあらわれないところで、このラス板は
建物の構造に強さを+αしてくれているんですねぇ。
さて、外壁の構造について
他にも注目していただきたい重要ポイントがあるのですが
今日は長くなりましたのでここまで。
つづく。