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BLOG 2021.06.04
続々、新建材@地御前の家-O
地御前の家-O、では、
家の性格でしょうかね。
家って言っても
趣味の家って感じが全開 → 設計思想としては住宅よりも店舗寄りという感じなんで
、先日BLOGで紹介した
アイカのカウンターもそうなんですが
いわゆる大手メーカーさんの「新建材」を、積極的に使ってみようかなという気分です。
その流れで、本日ご紹介するのがこの朝日ウッドテック
THE WALL という内装建材。壁とかに貼るものですね。
これを、
2Fキッチンの天井に貼ることを施主に提案してみました。
朝日ウッドテックって、フローリングでは多分最大手?かな。
恐らくかなりシェアを持っていらっしゃるメーカーさんなんですが、
多分旭工務店では、いままで同社の製品一度も使ったことない。
というか、検討すらしたことが無い。
なんでですかね。
で、そんなメーカーさんのものを
どうしてこのタイミングで使ってみようかなと思ったかというとですね。
実は
3日前まで、そこは白ペンキを塗って仕上げる予定だったんですが
たまたま、現場でキッチンをぼんやり眺めていたら
なんとなく、木板を貼ってみたくなったんです。
ほんで、普通なら(普段の設計なら)、普通に無垢の木製フローリング材を貼ったと思うんですが
、今回は本当に唐突に思いついたんで
もう大工が、天井に石膏ボードを貼った後だったんですね。
ちょっと理由を話し出すと、長くなるんで割愛しますが
要は、とても薄くてある程度大きな
材料じゃないと
今からでは貼ることが難しい状態だったんです。
あきらめようかなとも思ったんですが、
なんか良さげな商品があればやりたいなと、
一応 ググってみると
この製品がたまたまヒットした、という顛末。
んで急いでサンプルとってみた、っていうのがこの写真。
現物見てみて
良い意味でも、(悪い意味でも)びっくりしたんですが、
突き板の薄さ。!。
突き板品、というのは、見える表面にだけいわゆる銘木(ナラとかウォールナットとか)を貼ってある製品ですね。=無垢材ではない、ということです。
写真では伝わらないかもですが
多分0.1mmくらい?
よう、こんな薄くスライスできるなぁと。
紙より薄いかもしれない。
大工は、「これは紙でしょう!?」と笑っていましたが
メーカーさんが、突き板品と謳っている以上、本当の木の板なんでしょう。
いやぁすごいテクノロジーです。
多分、薄くすることによってウク材料代よりも
こんだけ薄くする技術のほうに、コストが掛かってるんじゃないかなと。
(だったら、普通に厚いほうが良いなぁと思いますが、、)
で、最短で手配して、昨日入ったんで
貼ってもらいました ↓
長手方向が2,730mm と長いのが、良かったです。
ちょうどキッチンの奥行きと一緒なんで、継がずにいけるんですね。
樹種はアカシア。ちょっとパンチ効かせたかったんで、派手目なものをチョイスしてみました。