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BLOG 2022.10.23
敷地余地の活かし方@大野浦の家-H
大野浦の家-H、当初プランニングをしていたのは
かれこれ一年以上前になります。
施主からは、リビングから出れる外のスペースで
椅子に腰掛けて休みたい、、というリクエストを受けました。
ただ、敷地面積/形状と建物の大きさからいって
いわゆる庭のような感じは難しいですよ、というお話をさせてもらったんですが
「良いです、良いです!、ちょこっとあれば」
というご意見をいただきまして、、
いまの姿になったわけです。
うちが建てさせてもらった、お隣さんも、
某ハウスメーカーさんの分譲住宅も、
同じように駐車場を除いた敷地の余地は奥行き1mちょい程度の
いわゆる「余地」、犬走りとかいったりしますが
場所として活かすのには工夫が必要な配置計画をとっています。
で、、このお家の場合どうしたかというと
リビングの床と同じ高さでデッキ(床)を組んで
目隠しのフェンス(壁)を建てました。
さらに、、
くるくるまわして、、
オーニング(屋根)を出すと、、
そこにたしかな「居場所」が出来たということが
みてとれるのではないでしょうか?
床、壁、屋根、それらが簡易的なものであっても
こういった「余地」を活かすためには
あるのと無いのでは、機能としても雰囲気としても大きな違いが出るんですね。
フェンスがないときと比べたら、分かりやすいでしょう。
フェンス(壁)がないと、ここで一休みしようか、という気にはなりませんね。
室内から見た感じも
すごく良い感じになりました。
黄色いテントの色味が
室内の光にも影響して、
何となくかわいい感じに拍車をかけてます。
脱衣室の勝手口も、
うれしい感じ。
道路からの感じ。道路が段落ちになっているのもプライバシーの意味では有利でした。
さて、このお家の部分的な紹介記事はこれで最後になりそうです。
また竣工写真があがったら
upしようと思います。