BLOG 2024.04.14

B/N 名作チェア

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2023/12/17
 
名作と言われるイスは世の中にいくつもありますが、
全てがユーザーにとってのbestとは限りません。
陽気って老舗のラーメン屋さんありますね。
名店と呼ばれるお店だと思いますが、
あんま美味しくないっていう人も、一定数いると思うんですよ。
それと一緒。
 
さて、、
年末なのでデスク周りを掃除して、、
ついでに年に一度、イスを労ってやりました。
 

 
PP68という名前が付いているイス。
PPっていうのはPPモブラーという会社が製造してるってことなんですが
設計はハンス.ウェグナーというデンマーク人、巨匠です。
 
ウェグナーは、その生涯で５００を超えるイスを
世の中に送り出しましたが
PP68は、その一番最後に発表したモデルと言われています。
一番最後の作品がウェグナーにとっての集大成と言えるかどうかは
分かりませんが、
「ラストダイニングチェア」という愛称を持ってたりするので
特別なモデルとは言えるでしょう。
 

ただ、そういったエピソード（ウンチク）は、
使われる道具としての本質的な価値とは
正直、関係ないですよね。
 
 

 
さて、今回は
オスモのウォッシュ&ケアーという製品を使ってみました。
フローリング用の製品ですが、まぁおんなじようなもんでしょう。

 

 

 
ごしごし拭いてやります。
 

 
座面のペーパーコードは、キレイにはなりませんが、、
まぁまだまだ張り替えをするほどではないでしょう。
 

 

はい。
掃除する前と見た目はほぼ変わっていません。
 

 
このイス、もう１０年近く使っているのですが
おそらくこの先１０年もまた、使っていると思うんですね。
同じように、何十年も
このイスを使い続ける人が世界中にいるって思うと、、
その製品を生み出した仕事は、
なんと素晴らしいことかと感じられるわけです。
 
巨匠。
名作。
ってそういうことなんじゃないでしょうか。