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BLOG 2024.05.11
B/N : 脱衣場ブログ/窓のオサマリ
B/N 2021.7.31.
地御前の家-O.のサニタリー。
とにかく、
地味に面倒な実施設計の部分の話。
オペレーターの仕様も、メーカーがコロコロ変えるので、
このオサマリが次も使えるかっていうと使えないんですよねぇ
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大きな面積をとれる場合はそうでもないのですが、
1坪~1.5坪くらいの場合、窓をどうとるかって、案外難しいのが脱衣場。
どうしてかというと、壁には洗濯機(と収納)や化粧台(鏡)と、機能を詰め込みみたいから
必然的に手が届く範囲の壁に、窓がとりにくくなるんです。
大体、タテウリなんかだと洗濯機の上のスペースが多いですかね。
ただ、洗濯機の上もフツウは収納に使いたい。となると窓をとってても前にいろいろ置いてしまってイマイチ、ってこと。
次の候補として出てくるのは化粧台(鏡)の上です。
地御前の家はこのパターンです。
で、ふつうこの位置だと手が届かないのでハメゴロシにしちゃおうか、となるわけですが
やっぱ開けたいっていう場合
こういうチェーンで操作するタイプのものになります。
ここで、設計のヒトテマ。、
注目いただきたいのは、このチェーンの位置です。
この場合、左側の収納棚と洗濯機上の収納の間にチェーンが
ちょうど下りてくる配置にしないと、カッコ悪いですよね。
既製品の組合せなんで、あまり注目いただけないと思うんですが、、
これはたまたま丁度良い位置にいったわけではなく、
既製品の化粧台、収納棚の寸法、取り付け位置と
サッシの寸法(このサイズの窓の操作部分がどこになるか)を計算に入れて
窓位置、造作の棚の壁の墨出しをしているわけです。
地味なところなんですが
こういうところは施工上、かなり 手間がかかるところなんですよねぇ。
で、気にされない方が多いようなら
あんまこだわらなくても良いかな、と実は思っていたりもします。
別に棚の上にチェーンを置いても良いので、。