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BLOG 2025.01.10
トイレのサイズ@大野の家-i
トイレ空間について。
トイレのような一般的に小さな空間だと、
アプローチ(出入り口)の位置の違いや
しつらえの細かな違いで
雰囲気が結構かわります。
大野の家-iのトイレ・
黒っぽいほうは、カウンター手洗いがついていて、白っぽい方はカウンターなしという違いはありますが
同じアプローチ(短いほうから出入りする)、同じ室の大きさです。
実は、このト2つのトイレ、ちょっと横幅(短手)が普通より広いんですよね。
一般的に、尺モジュールでの設計では
短い方が910mmで設計しますが
この2つのトイレは1,000mm。
このたった90mmの差ですが、
トイレのような小さな空間では
結構大きな雰囲気の違いにつながります。
こちらの2例では、まぁ窓が無いので、そのインパクトは大きいのですが
同じアプローチのトイレ。
横幅は910mmです。
写真だと違いはあまり伝わらないかもしれませんが
実際は結構違います。
色彩のもつ効果の違いなんかも考察してみると
けっこう、面白いですね。
小さな部屋ほど、やはりその効果も大きくなりますので。
誤解があるとあれですので一応言っておくと、
広けりゃ広い方が良いってのは、多くの場合間違いだと思います。
想像してみてください。
20畳の部屋の真ん中にぽつんと便器があって、そこで
落ち着いて用事を済ませられる方はあまりいないのでは??
場所には、ふさわしいサイズというものがあります
まぁふさわしいと感じる大きさには個人差がありますので
そこらへん難しいんですけどねー