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BLOG 2019.11.21

細部へのこだわり♯1@旭工務店

雨樋について。
旭工務店では、特段の事情がなければ
タニタハウジングのガルバリウム製雨樋 HACO を標準採用しています。
(タニタ食堂や体脂肪計で有名な、あのタニタです。)
一般的によく利用されている塩ビ製のものに比べてコスト的には、少し割高になりますが
それでも旭工務店の建物の顔には、この雨樋が必要だと考えています。
 
家の外部の機能部材、とりわけ雨樋に興味をもって注目する方は多くはないと思います。
私どもも、お客様に対してのプレゼンテーション時にあえて雨樋をPRすることは少ないです。
 
家作りにおいては、一般のお客様のほうで関心が届かないけれど
本来は関心をもちたい事柄、そういったことが多くあります。
雨樋は家の外観に直接影響を与えますので、そういったことの代表例となるかもしれません。
 
一般的な住宅では(おそらく99%以上は)塩ビ製の樋を採用していますから
ハウスメーカー等のほうで選定したものについて、
「塩ビの樋は、かっこ悪い」って思われる方は少ないでしょうし、
金属製の樋を使って欲しい、という発想自体が生まれないでしょう。
 
旭工務店では、不要なものにお金を掛けることはしません。しかし
おそらく、多くの方にとって家の外観は最大の関心事のひとつです。
ガルバ製の樋は塩ビ製の樋に比べて、確かに割高にはなりますが
家全体の価格を考えると
その差額は微々たるものです。
 
雨樋に代表される、そういった部材は
手なりでフツウ(安価)なものを選定するのではなく
プロとして誠意のある選定を行い、お客様に提案することが
旭工務店の仕事だと思っています。

 
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扇園の家。
 
 
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地御前の家。