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BLOG 2019.12.27

鎮め物@佐伯町の家

基礎工事に着工している佐伯町の家ですが
先日、鎮め物を埋めてきました。
 
鎮め物というのは、
土地の神様を鎮めるための儀式(地鎮祭)を行ったしるしのようなもの。
本来地鎮祭の際に神主が埋めるのが正式なような気もしますが
基礎工事のときに誤って破損したりする恐れがあるためか
地鎮祭の式の簡略化のためか、
基礎着工してから現場代理人が埋めるのが慣例になっています。
 
はたしてこの鎮め物、埋め方というのに正解があるのかどうか分かりませんが
建物の中央部分、南の方に正面を向ける、というのが基本だと思われます。
 
この家の場合は
リビングのテレビ設置箇所付近(あまり踏まない、かつ良く居る空間)が最適と考え、
庭の方をむいて埋めさせて頂きました。
 
こういった事柄は
土地の神様(自然)への畏怖から来るものですが
土地に建物を新しく建てるということは、非常に恐れ多い大それたことであり
施主より建物の工事を請け負った私どもは、その大きな責任を共に負うことをあらわしているわけです。
 
まぁ、難しいことはあまり考えなくても
とにかく最高の家を建てること、それだけを確信した日となりました。
 
P.S.
地鎮祭についてですが、「やった方が良いの?」ってお客様によく訊かれます。
旭工務店としては大体、「どっちでも良いですよ!」とお答えします。
費用も掛かりますし、信仰のお話でもありますから。
大切なことは
建物を建てるということを施主も私どもも、しっかりと確認することだと考えています。
 
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