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BLOG 2020.03.20

道具へのこだわり@文房具♯2

建築模型を作るための文房具の紹介シリーズ2弾です。
前回の記事は以下をチェック!
http://asahi-koumuten.com/blog/24817.html
 
今回紹介するのは定規と、ついでにスコヤと。
 
IMG_1984
 
定規は、カッターに並んで使用頻度の高い道具です。
実際に長さを測ることにも使用しますが
主にはカッターで紙等をまっすぐに切るため、ガイドとしての用途での使用が多いですね。
シンワさんのものをサイズ違いで揃えています。ペンギンマークのシンワさん、ここもタジマさん同様
老舗の計測器メーカーです。
さてこの定規ですが、薄いステンレスで出来たものを使用しています。
 
アクリル等で専用の定規もあることはありますが
経験上、横滑りがしにくいのは
ステンレス鋼製のものです。
横滑り、経験されたことがある方には想像できるかもですが
定規を押さえている指方向にカッターが定規を滑ってザクッといってしまうことです。
笑えないレベルの怪我につながる可能性があります。
 
次に、スコヤですが
これは使ったことがない方のほうが多いでしょう。
直角を出すための道具ですね、スコヤに定規をあてて、90度に切っていくというもの。
 
IMG_1985
 
建築模型の道具の中で必須品として紹介されることが多いスコヤですが
わが社では正直あまり使いません。
というのも、校正(調整)がめんどくさいんです。
模型を毎日作り続けているような会社さんでは、必須なんでしょうが。
 
人間の目というものは、思った以上に優れたもので
数分の1°の誤差でもまっすぐか、そうでないかが分かってしまいます。
 
ちゃんとしていない(直角が正確に出ていない)スコヤを使用するよりも
普通の定規のみを目視の感覚で切っていくほうが
効率的なんですね。