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BLOG 2020.06.07
植栽の彩り@佐伯町の家
佐伯町の家では、縁側のウッドデッキに樹木を生やしています。
本日は、個別の樹種を紹介。
一番右奥にみえるのが株立のものがヒメシャラ。
赤みを帯びた木肌が特徴。
シンボルツリーにもよく使われるツバキの仲間です。
お釈迦様で有名な沙羅双樹(シャラソウジュ)というと、名前は聞いたことあるわ、という方もおってでしょう。
当初から、なんとなく建物の雰囲気的にヒメシャラ使いたいなぁと思っていて
名指しでリクエストしたもののひとつです。
涼しげな葉振と赤い幹が特徴的ですね。
葉っぱが小さければ、花も割とこぶりなのですが
かわいらしい花をつけます。
もう少しで花が咲きそうですね。
真ん中のひょろひょろっしたのがナツハゼ。
花も果実もつきますが、一番の特長は
春先の紅葉。
秋にも紅葉しますが、春先に燃えるような鮮やかな赤をつけます。
いまも名残がありますね。
紅葉というと秋、というイメージの方が多いでしょうが
実は、春先に美しく紅葉する樹木も結構あって、
このナツハゼもそのひとつです。
他に有名どころだと、ノムラモミジなんかも春先に真っ赤に紅葉しますね。
ナツハゼ。
一番手前の背が低いのは、アセビです。実はアセビについては
正直、いるかねこれ?って三浦造園さんには言ってしまったのですが
他が全部落葉樹なので
常緑を1本は、おさえておきたいでしょ、っと諭されたもの。
他は、先日すこし触れさせてもらったアブラツツジ。
こいつはナツハゼとは違って、秋に美しく発色します。
アブラツツジ。
このアブラツツジとナツハゼは、あまり流通量が多くないのが要因なのでしょう。
サイズの割には高価な樹木ですが
いかにも山採の雑木という雰囲気満点で
良いチョイスをしてもらったなぁと思います。
三浦造園様、ありがとうございました。