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BLOG 2020.09.22

倉庫のトイレ紹介@アラウーノ

実はトイレの紹介をしようと思ったのは
先日パナソニックさん主宰のセミナーに参加したからです。
 
アラウーノについて少し。
 
IMG_3198
 
アラウーノは、良くも(悪くも)パナソニックらしい製品だなぁと
思っています。
トイレ業界は、みなさんご存知のように
TOTOとLIXIL(INAX)さんという老舗メーカーさんの2社で
シェアを分け合っている状況です。
 
分け合っていた、というほうが正しいでしょうか。
正確な数値はごめんなさい、把握していませんので
なんとなくで言っていますが、
パナソニックが第3勢力として一気に台頭したからです。
 
まぁいまでも、トイレといえば、と一般の方に尋ねてみたら
TOTO INAX の2社の名前が挙がるでしょうが
近年着実にパナソニックが存在感を増しているのは確かです。
 
その立役者が、このアラウーノ。
 
食器用洗剤を設置しておけば、洗浄の際に
自動でその洗剤を投入、あわ立てて洗ってくれます。
 
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トイレがトイレをアラウーノ。
こういう付加価値の付け方は
いかにもパナソニックらしいなぁと思います。
トイレ掃除されることが多いかと思われる奥様への
訴求力は絶大、非常にキャッチーです。
 
対して、INAXの戦略はきわめて対照的。
INAXのキャッチは、、→
[100年クリーン AQUA CERAMIC]水の力でずっと輝く。
このキャッチコピー。
僕は個人的にイマイチと思います。
そこらへん、パナソニックはさすが、エイギョウ力が違うなぁと思うのですが
INAXが伝えたいのは
トイレというものは、本質便器なんですと
その便器は陶器で出来ていて(TOTO と INAXのものは)
INAXの陶器製の便器は、
アラウーノのように、洗剤ではなく、
(便器さえ良ければ)水だけでキレイです、ということでしょう。
 
要は、パナソニックに対する強烈なカウンター、のつもりなのではないかと思われます。
言っていることは、おそらくアラウーノの登場よりもずっと前から一緒で、
間違いなく王道、というか
非常に共感できるしリスペクトできることなんですが
それ、一般の消費者に伝わってるかなあと。思ってます。
 
実際、水だけではキレイを維持することはできないんで。
ただ、ちゃんと手入れをすれば
便器自体は、100年持つんだと思います。
そのくらい、陶器(要はヤキモノですね。)というものの耐久性は高いですし
長い歴史の中で培われたオンリーワン(TOTOとINAXだけ)の技術/ノウハウへの信頼感は絶大です。
 
ひるがえって
果たして、パナソニックのアラウーノ、
100年もつか。
 
まず持たない気がします。
 
ここらへんは
パナソニックのトイレ(便器)とINAX TOTO のトイレの
根本的なツクリの違いの理解がないとピンとこないと思いますが、、
ちと長くなったので、続きはまた。