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BLOG 2020.11.18

続き。建築的ディテール解説@柿の浦の家

以前UPした記事を誤って完全に消してしまったので
かいつまんでUPします。
ここでの建築的工夫とは
LDの床面とバルコニーの床面を段差無く仕上げることを目的としています。
そのためには、、構造的な床面(防水面)を、通常の2Fの床面より低くしてやる必要があるんですね。
 
キャプチャ
水色が2Fの床を支える梁。オレンジがバルコニーのそれです。
 

 
要は上げたくないので下げてやる、ただそれだけのことなのですが
この箇所は跳ねだし(片持ち梁)になっていることと、1Fが真壁造の和室であることで
構造的な検討としては、かなり時間を費やしたところです。
 
IMG_1387
串戸のいえで、同様の納まりをした例。