BLOG 2021.08.09

造作ハイライト！＠大竹の家ーＫ

大竹の家での造作ハイライトになってくる箇所を紹介。
2F LDK の天井です。
 
切妻屋根のとおり、勾配天井にするわけですが
天井の仕上げに
地御前の家でも採用した朝日ウッドテックのtheWall という製品を使用します。
以前、地御前の家で採用する際もちらっと言ったんですが
壁とか天井に板を貼る場合、フツウなら無垢のフローリングを貼ります。
その方が、コストも安いし質感も良いからです。
それなのに
なぜあえてこの製品を使用することにしたか、が
この家でのハイライトにつながってきます。
 

theWallについての記事は以下をチェック。
http://asahi-koumuten.com/blog/28155.html” target=”_blank”>http://asahi-koumuten.com/blog/28155.html
 

で、この下地の写真。

 

 

切妻屋根の棟の部分、ここです。
この部分、フツウに行くと斜めの天井と斜めの天井がぶつかって
とがった仕上がりになるわけですが
その部分を、まーるく面をとってやろうということを狙っています。
実は、この製品のサンプルを見たとき
こういうことが出来たら面白いなというアイディアは浮かんでいたんです。
普通の無垢の板だと、
まげてやるのは、相当難しいんですが
このtheWallは、薄いしある程度大きな面積（短い方向で600mm)がありますので
その600ｍｍの間でぐぐっと曲げてやれんじゃね？っていう発想ですね。
 

 
心躍る、造作です。これにボードを貼っていくと、、
 

 

 
いやぁ、大工の汗（苦労）が伝わってくる写真です。
でも
それだけの価値あるんじゃないですかね。
おむすびのようにやわらかく、エレガントな雰囲気になりそうです。