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BLOG 2022.04.26

配管工事@大野中央の家-O

木造の建物の場合、配管工事というものは
建築計画において
あまり重視されないことが一般的です。
それは、壁の中が割りと自由になるという木造の特性によることが
大きいのですが
まぁ、RC造とかと比べると、
良くも悪くも「逃げ」が効くわけです。
 
さて、そこらへんはあまり詳しく話し出すと長くなるので。。
本日は、建築計画の中では
地味に大切なことを。
 
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大空間が売りのリビング。
注目いただきたいのは、ここ。
 

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ここに、何が取り付くところかというと、
ルームエアコンです。
 
なぜあえてクローズアップしたかというと、、
建物の工事が終わった後だと
配管ができないところにエアコンを設置したいので、
建築工事中に、先に配管を済ませておくという
特別なケアーをしたから。
これを先行配管とかって呼びます。
 
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こういった感じで、天井裏を通って外まで
配管を持っていきます。
 
ルームエアコンが部屋の中につくと
ふつうは、室外機がすぐ外に設置されます。
目に付かない場所なら全然構いませんが、
室外機を眺めるような庭にはしたくないですよね。
なので
こういった処置(計画)っていうのは、時にとても重要なんです。