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BLOG 2022.05.13

配筋検査@大野浦の家-H

基礎工程の真っ只中にある大野浦の家-H。
昨日第三者による配筋検査を受け、無事PASSしております。
配筋検査というのは
コンクリートの中(に埋め込まれる)鉄筋が
設計図書通りに正しく配置されているかの検査です。
 
これを忘れて、コンクリートを打ってしまって、、
あとで大変な目にあうっていうのは、いわゆる「現場監督」であれば
一回は経験する、あるあるだったりします。

 
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本日のワンポイント。
床面(スラブとかベースとか言ったりします)の鉄筋に注目してみてください。
他のところに比べて、
鉄筋の、
目が詰んでいるとこと、粗いとこがあるのが分かりますかね?
 
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これ、目が詰んでいるとこのほうが
強度としては強いんです。
じゃあ、目が粗いとこは弱いのか?というと
決してそういうことではなくて
構造上、弱点になる箇所の
補強のため、その箇所を指定していっぱい鉄筋を入れてもらっているんですねぇ。
つまり
「補強」っていうのは
他のところより強いから意味を成すわけなんで
全部強くすれば良いってことではないんです。
ちょっと、何言っているか分からない、ってツッコミが入りそうですが
まぁ要は、
メリハリが大事ってことですね。