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BLOG 2022.06.16
細かなおしごと@大野中央の家
今日の注目ポイントは、↑。
壁と床との取り合い箇所につく巾木(はばき)っていう部材なんですが
この部材そのものがどうということではなく、、
壁と巾木のあいだに、パッキンがはさんであるんです。
これはなぜこういったことをしているかというと、
この巾木の厚み 約4-5mm くらいに対して、
この壁に塗っていく材料が5-6mmくらいあるんで、
巾木のほうが薄くなってしまう = おさまらないっていう状態になってしまうんですね。
なので、約3mmのパッキン材を打ってから、巾木を設置することで
壁の仕上げ厚みよりも、巾木が厚くなるように調整しているわけです。
↓こんな感じの仕上がりになります。
同じ理由で、家具と壁の間にも3mm程度のパッキンを入れています。
↓
非常に細かいところですが、、
わざわざプラスのひと手間をかけているのには、
それなりの理由があるんですねぇ。
↑
ビニルクロスで仕上げる箇所では、パッキンをせずにそのまま設置しています。
ビニルクロスはせいぜい1-2mm程度なんで、パッキンなしでも十分おさまるんですね。