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BLOG 2022.07.23
ときに改造@佐伯区某所
今年着工予定の新築物件が一軒、
佐伯区であるんですが、、
建築予定地に、現在納屋がありまして、
その納屋をメガナイと、建てられないわけです。
で、、その納屋をメグためには
そこに保管されている器具を
別の納屋に移す必要があるんですが、、
その器具ってのが結構大きいので、
搬入経路をつくる必要が。
っていう理由で改造!!
ここに穴をあけて、搬入経路を確保したい。
壁の仕上げ材を施主に撤去してもらったんですが、
ちょっと想定外のことが。。
一般的には、、
赤でマークしている箇所、外周部ですね、ここは胴差とよばれる梁があるんです。
今回は、胴差が無い!、、ので
どうしようか、、と。
丸をしている柱を撤去しないと、
大きな開口がとれませんよね。
そのまま柱を、切取ったら
たぶん屋根が落ちてきています。
柱を切る前に、現在柱に掛かっている荷重を別の場所に移してやる必要があるわけです。
、でフツウは胴差があるんで
胴差のほかの箇所に仮の柱を建ててやるんですが、、、
長くなってきたんで、、もう結論を。
要は、、
改築ってのは思ったとおりにはならないってことなんですねぇ。
それが大変であり、また面白いところなんでしょう。
なので、改築ってのは
ときに新築よりも
知識や経験が問われる仕事なんです。
↓。
構造に関わる部材に変更を加える場合、
木造建物の場合、ちゃんとした大工がやる必要があります。
ちゃんとした大工のサラリーは、一般的には高いですから、
リフォーム業者は使わないことが多いんです。
「安く済ますなら、大工を使うな」ってのがセオリーだったりすることは
案外知られていない事実なんですねぇ。