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BLOG 2023.04.28
無垢フローリング@前空の家
先日、ちょっと触れたんですが
いつもの無垢フローリング、前空の家では
いつもとちょっと違う色を使っています。
いつもはナチュラルカラー、
今回はホワイトスプルースという色。
↑この緑のは、何じゃいの??って思いますか?
これは目地(板と板の隙間)をそろえるためのスペーサーです。
無垢フローリングなんで乾燥等でそのうち隙間はちらほらみられるようになると思いますが、
最初からあまり詰め詰めで、隙間がない状態だと
木が膨らんだときに
不具合が生じます。
なんで、最低限の隙間(目地)を確保するために
この緑のスペーサーをかませながら施工しているんですね。
↑ こうやってみると茶色っぽいところ白っぽいところ
いろんな色味がありますね。
これ、基本的には木材の性質の違い(個性)でこういった色味の違いがでてきます。
多分ですね、
茶色っぽいところは木が硬いために、顔料が入りにくいんだと思います。
この場合、顔料は白色なんで
硬くて顔料が入りにくい部分が、木の色がそのまま出て茶色く見え
比較的柔らかくて顔料が入りやすい部分は、顔料の白が出て、白っぽく見える、という理屈。
同じナラでも、いろんな木からとっている材料なんで
こういった感じで色のグラデーションがでてくるんですね。