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BLOG 2023.09.01

上棟直後@永原の家

先日上棟を無事終えた永原の家。
 
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中間検査に向けた
大工工事を行っているところです。
 
中間検査で見られるのは、主に
木造の軸組。
木造建築というのは、特に接合部が弱点となりますので
その接合部が正しく施工されているかどうかがポイントとなります。
 
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接合部というのは、↑。
柱と梁、等部材同士がくっつくところですね。
この接合部、木造建築の弱点と申し上げましたが
それを克服するために
伝統的な技術というのが磨かれてきた歴史があります。
宮大工とかは、この接合部に金物を使用しないってのは結構有名ですよね。
部材同士の接合部を仕口(シグチ)といいますが
この仕口をつくることが、実は大工の真骨頂だったりしたわけです。
まぁ昔は鉄の釘とかありませんでしたから、必然的に手の仕事が求められたわけ。
ただ、、いまは便利なカナモノがありますので、、
 
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設計図書で指定されたカナモノが適切に使用されているか、
ってことが検査で見られるわけです。