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BLOG 2023.10.17

階段@永原の家

大工は、造作のハイライトとなる階段に取り掛かっています。
 
どんな建物でも階段を架けるいうのは
一つの大きな目標というか、区切りになるような工事なわけですが
このお家は、普段よりも大工はちょっと大変。
 

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この柱を回る形で(この柱に階段の板を取り付ける)階段がかかっていくわけですが。
この柱、いわゆる化粧柱。つまりこの柱は
最後まで残るんですね。
 
ってことは、
 
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こういう繊細な加工仕事が必要になります。
で、、この仕事、失敗は許されません。
ミスったら柱そのものを交換しないといけなくなるんですね・
 
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一方、こっちの壁の方の柱等への加工仕事は
少々荒くても、問題ないのわかりますかね?
こっちの仕事は石膏ボードで覆ってしまって
見えなくなるためです。
普通は、基本こういう仕事ばかりなんですが
化粧柱があると、大変ってこと
理解いただけましたかね??
 

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こんな感じでピシッと部材が
ハマるよう大工の腕が求められます。

 
仕上がりが楽しみですね。