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BLOG 2024.05.13

続4@三宅のリノベ

50年の歴史を持ってる建物です。
至る所にストーリーを感じさせます・

 
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2回、クロスを張り替えています。
張り替えてはないですね。。
昔は剥がずに、上に追い貼りしていたんでしょう。
凹凸の、刺繍っぽい雰囲気のあるもの。
つるっとした(フラットな)ものより
装飾的なものが好まれた時代です

 
クロスの柄もそうですが、、

 
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70年代の、住宅の象徴的しつらえといっても良いでしょう。
折り上げ天井+シャンデリアです。
当時の応接間の定番意匠。ガラスの化粧棚に洋酒のボトルが並べてあると完璧です。
そもそも、
現代の住宅においては
応接間という概念がないですよね。
お客様をもてなすため、
一番良い場所に、
一番お金をかけて、お客様のための部屋を取ってやるという文化。
悪くいうと見栄かもしれませんが、
住まい手(自分)よりも、誰かを招き、良い時間を過ごしてもらうことを優先させたという見方もできるので
非合理と、ヒトコトで済ませてしまうのはどこか寂しいかなと思います。
まぁ多くの方にとっては、それがステータスだったから、ということなんでしょうけど
高度成長期の、今とは違う日本の空気を感じます。