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BLOG 2024.05.22
B/N :養生テープへのこだわり
B/N 2020.1.13
現在このHPを動かしているプログラムでは、
blogの公開件数が決まっていて、上限数を超えると
見れなくなってしまうので
今後は、見れなくなってしまった過去記事を中心に、テキトーにピックアップして
バックナンバーとして最upしてこうかなと思っています。
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建築の仕事にとって、養生作業というのは
工種によっては実際の本作業と同等に重要な工程となります。
一般のお客様にとっては、何を指しているのかも良く分からない事柄と思われますが
例えば、コンクリートを打った後、適切に硬化させてやることを養生と呼びますし
塗装工事において
ペンキを塗りたくない箇所に、テープ等で塗らない箇所をカバーしてやるのも養生です。
人が怪我をしたとき包帯を巻いてやるのも養生ですね。それと一緒ですが
建築の場合、怪我をしないためにすることが多いです。
さて今回は、床等の養生で使う養生テープについて。
仕上げとなるフローリング材を施工したあとも、室内ではいろんな作業を行いますので
傷や汚れがフローリングに付かないように養生板というものを敷くのが一般的です。
今回お話しする養生テープは、その養生板をフローリングに留めるためのもの。
この養生テープですが、わが社ではカモ井加工紙さんのNo.8500-ALを使用しています。
カモ井さんは、いわゆるマスキングテープ「mt」を大ヒットさせた
会社さんです。あの、かわいいやつです。
↓(カモ井加工紙株式会社公式HP)
https://www.kamoi-net.co.jp/index.html
たかが養生テープ、と思われる方もおってでしょう。
しかし、私どもが扱うフローリングは自然塗料を用いていることが多いこともあり
このテープの粘着力が強すぎると、テープをはがすときに塗装まではがれてしまう恐れがあります。
逆に弱すぎると養生板をフローリングに固定ができず、すべって危険です。
つまり、強すぎず弱すぎず、という絶妙な粘着力が求められるわけです。
その、微妙な要望にちょうど応えてくれるのが
カモ井さんのNo.8500-AL なんですね。
クレープ紙のシワの加減が、ポイントなのか
接着材の強さがポイントなのか、その両方なのか。
やはり専門メーカーさんのノウハウが詰まっているのでしょう。
長期の使用で、粘着力があまり変わらないのが不思議なのですが
非常に助かっております。