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BLOG 2025.10.28
造作しごと@庚午の家
家具をつくったりとか、
そういった華のある(造作)ではありませんけど
ある意味では、もっと大切な造作おしごと

のみを使って、柱に細工をしてます。
これは何のためにやってるかというと、、

柱に水平に、木が挿し込まれてますよね
これ、「まぐさ」って呼ばれる部材。
まぁ、わかりやすくいうと窓台です。
窓台なんで、この上に窓が載っかります。
こんな感じで窓がつきます。
ある意味で、派手な造作よりも
もっと大切なおしごと、
と表現したのはですね。
実は
この柱に細工するっていうひと手間、
最近は、やらない大工の方がおおいんじゃないかなと思います。
この細工しなくても、
窓台の取り付けはできますし
実際、仕上がってしまえば
どっちでも差は分かりません。
差がわからないなら、手間がかからない=コストがかからない
ほうが良いじゃん
っていう意見も、ごもっともだと思います。
大切なことはですね、
こういう、プロにしか見えない(わからない)ひと手間っていうのが
家づくりには
無数にあるってこと。
特に、今回のお話は
建てる大工の流儀(こだわり)の範囲にある
お話でした。




