BLOG 2020.03.16

軒裏杉板貼り＠佐伯町の家

外部廻りを続けて御紹介していきます。
 
縁側の軒裏（天井ですね）には、化粧の杉板を貼るようにしました。
 

 
柱や軒桁、小梁もあらわし、
杉材でそろえていますので
田舎の良い感じの雰囲気をぐぐっとより良く演出してくれることでしょう。
都会的な雰囲気を狙った串戸の家とは、同じ木板貼りでも
違う趣になると思います。
串戸の家の木板貼りは以下をおさらい！
http://asahi-koumuten.com/blog/24618.html
 
串戸の家の板貼りと、佐伯町の家の板貼り、樹種が違うことはもちろんなのですが
一番違うのは実は木材のトリカタなんです。串戸の家の米杉は柾目とよばれるもの
佐伯町の杉は板目、です。
杉でも柾目だと、あまり串戸の家のものと変わらない感じになると思います。
どちらが良いとかはありませんが、どちらかというと柾目は上品な感じで好みの差がでにくい
板目は木の柄がはっきりあらわれますので、雰囲気に はまれば、「本物の木を貼りましたよ！」、という感じが強く出て カッコ良いです。