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BLOG 2020.07.26
道具へのこだわり@文房具♯5
文房具シリーズ第5弾。
今回は筆記具の紹介。
弊社の事務所では、図面に限らず
描く、ということが仕事の大半を占めます。
書類を成果物として提出するという業務は
基本的に行ってはいませんが
実際の建物をお客様に引き渡すまでには、とても多くの種類の書類の作成を必要とします。
いまタイピングしているキーボードも筆記具のひとつと言えるでしょうが
写真のものは、手を動かして書く道具、というくくりになりますかね。
こんなに多くの種類のペンが本当に必要なのか
とお思いになられることでしょう。
きっと、こんなにはいりません。
道具というものは、基本的に手段であって
成果にはなり得ない、というのが基本的な考えです。
お客様も、図面には興味があっても
どんな筆記具で(もしくはCADソフトで)描かれたか、ということには普通興味ありませんよね・
ただ、合理性だけの観点からつきつめてしまうと
世の中、意味を失ってしまうこともあります。
住宅というもの自体が、そうでしょう。
自動車なんかでも、イメージしやすいかもですね。
また、道具が表現の選択肢を広げることも事実としてありますし
過程が、結果に価値を加えることもあるでしょう。
この2本のペンは、それぞれ紙媒体、電子媒体がキャンバスになるという違いは
ありますが同じ描く為の道具です。
でも出来上がる成果物の
雰囲気や性質は全く異なります。
鉛筆が基本よ!というのも間違っていない考えですが
鉛筆で描けないものは
果たしてiPadに描けないか?
一概に、そうは言えません。
また、鉛筆で引く図面と、CADソフトで作成する図面に関しても
同様の相関がみられるでしょう。
趣旨がどんどんぼやけていっていますが、
要は、常に新しいツールを取り入れていくことが
いつも大切、ということですかね。