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BLOG 2020.10.11
高嶺のみどり
うちの事務所~扇園の家 には数多くの種類の植物が混在します。
よく、来社されたお客様からはお褒め頂くのですが
良いですねぇ、でも私枯らしてしまうんですよね、、。
という台詞が続くことが多いです。
ただ、あまり多くはないポイントを抑えていただければ、
初心者の方でも、大丈夫ですよ、というお話をいつもさせていただいております。
そのひとつが、鉢。レチューザという鉢を使っていただければ
まず失敗は少ないと思います。ちなみに弊社では、
レチューザに植え込んだ植物を枯らしたことはこの7年で、一度もありません。
レチューザについては以前紹介の記事を書いたことがありますので
興味のある方は是非チェックしてみてください。
http://asahi-koumuten.com/blog/24268.html
さて、話はそれましたが
それでもやはり難易度高いなぁ、という植物があるので
今日はそのお話。
アジアンタムです。
シダ系の観葉植物ですね。
基本的に、観葉植物は乾燥によわいものが多いのですが
とりわけこのアジアンタムはデリケートです。
明るい場所を好みますが
直射日光を受けると、すぐに葉焼けしてチリチリになってしまいます。
気に入った場所が見つかればすごく鮮やかな緑がどんどん増えて
魅力的なのですが、
正直、初心者にはなかなかおススメしづらい植物のひとつですね。
うちでは今は、倉庫の中庭(坪庭)が気に入ったようなのでそこにおります。
ここは、一日のうちで
少しだけ日の差す場所にいます。が、
これからの季節、気温が下がってくると
室内に取り込む必要があるので、また場所に困ってしまうんです。
ある程度湿気のある場所が良いのですが
風通しも少しは必要。
寒いとすぐに枯れるのに、エアコン等の暖かい風があたると直ぐに葉が駄目になる。
なかなか難しいやつだなぁた改めて思いました。
だからでしょう、
店舗等でもあまり目にした記憶がありません。
まぁわざわざアジアンタムにこだわる必要も、あまりないのかもしれませんが・
この繊細な感じが気に入った、という方は
置き場所を良く考えてあげましょう。
スペースさえあれば、トイレや脱衣室等が向いているかもしれません。
逆にこういった緑とすごすことを前提に、
ゆとりのある水廻り計画を
検討されるという切り口も、素敵だと思います。