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BLOG 2023.07.23
キッチン周り。 @前空の家
がんばった、造作(配膳台)ばかり触れてきましたが、、
それ以外を。
システムキッチンは、トクラスさんのもの。
トクラスはブランドとしての一般知名度は
大手メーカーに負けているところはありますが、
業界最大手の木造ハウスメーカーにも標準採用されていることからも
モノの確かさはうかがえます。
ブランド知名度が下手に高くない分、コスパが高いので
弊社でも結構おススメさせていただくことも多いメーカーです。。
レバーハンドル式のTOTOの混合水栓
+
浄水器水栓(クリンスイ)
の2本出し。
インテリアコーディネートの肝となった
白いレンジフード。
カウンター高さは、90センチ。
85センチ、90センチ、どちらもメリットデメリットあるんですが
背が高めの方はこっちのほうがラクなことが多いかもしれませんねぇ。
キッチンから続くパントリー。↓
冷蔵庫や電子レンジ等の家電を隠せるんで、
キッチンの背面はすっきりさせられます。
ダイニングからの動線も、スムーズですよね。
最後に、ディテール調整ちょい時間をかけて検討したとこ。
配膳台のアール部(曲面)については、散々話してきましたが
問題となったのはパントリーの入り口の開口枠。
結果的にここもアーチ枠(曲面)にしたのですが、
この判断はけっこう迷いました。
並びになる、サニタリーへの入り口、ここは普通の四角なわけで、
あえてコストをかけてアーチ枠にすべきかどうか。
直線を基本に構成されたなかで、
曲線の存在はイレギュラーであり、アクセントになるわけですが
難しいのはバランスですよね。
サニタリーの入り口は引き戸を希望されていたので、ここの開口枠は曲面にするという選択肢はありませんでした。
だったら、曲面は配膳台だけで、パントリー入り口は四角で良かったか、??
まぁどちらが正解ということは無いので、、。
ただ重要なことは、設計判断の根拠となる思考(プロセス)を
求められれば説明できる、ってことかなと思っています。
ちな、配膳台の角はR180なんですが
パントリーのアーチ枠もR180に揃えています。