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BLOG 2020.07.26

道具へのこだわり@文房具♯5

文房具シリーズ第5弾。
今回は筆記具の紹介。
 
弊社の事務所では、図面に限らず
描く、ということが仕事の大半を占めます。
 
書類を成果物として提出するという業務は
基本的に行ってはいませんが
実際の建物をお客様に引き渡すまでには、とても多くの種類の書類の作成を必要とします。
 
いまタイピングしているキーボードも筆記具のひとつと言えるでしょうが
写真のものは、手を動かして書く道具、というくくりになりますかね。
 
IMG_2888
 
こんなに多くの種類のペンが本当に必要なのか
とお思いになられることでしょう。
 
きっと、こんなにはいりません。
道具というものは、基本的に手段であって
成果にはなり得ない、というのが基本的な考えです。
お客様も、図面には興味があっても
どんな筆記具で(もしくはCADソフトで)描かれたか、ということには普通興味ありませんよね・
 
ただ、合理性だけの観点からつきつめてしまうと
世の中、意味を失ってしまうこともあります。
住宅というもの自体が、そうでしょう。
自動車なんかでも、イメージしやすいかもですね。
 
また、道具が表現の選択肢を広げることも事実としてありますし
過程が、結果に価値を加えることもあるでしょう。
 
IMG_2891
 
この2本のペンは、それぞれ紙媒体、電子媒体がキャンバスになるという違いは
ありますが同じ描く為の道具です。
でも出来上がる成果物の
雰囲気や性質は全く異なります。
 
鉛筆が基本よ!というのも間違っていない考えですが
鉛筆で描けないものは
果たしてiPadに描けないか?
一概に、そうは言えません。
また、鉛筆で引く図面と、CADソフトで作成する図面に関しても
同様の相関がみられるでしょう。
 
趣旨がどんどんぼやけていっていますが、
要は、常に新しいツールを取り入れていくことが
いつも大切、ということですかね。