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BLOG 2021.04.29
化粧柱があると、、@地御前の家
この前、柿の浦の家の和室についてお話した際も
ちらっと触れましたが
和室の場合は真壁造といって、柱が見えてきます=化粧柱。
(反対に、普通の部屋は、大壁造といって、
柱は見えないつくりです。)
地御前の家-O については
構造的にどうしても柱が欲しい箇所があって、
そこは磨き丸太(化粧柱)にしました。
さてさて、柱が見えてくると
普通の大壁造と比べると、何が違うか。いろいろ違うんですが
大工の手間が変わってくるんですね。
なぜでしょう。
ビス金物で、留めたりというのが出来なくなるからなんですね。
大壁造だと、金物は石膏ボードとかで見えなくなるので
簡単に留められるところが
そうはいかない。
、というのがこの写真の感じです。
柿の浦の家の和室、仕上がりの感じをご覧ください。
柱にからんでくる、造作部材(鴨居)、建具、
緊張感が伝わってくるほど、ピシーーっと、してませんか?
これ、建築以外でも何かものづくりを経験されたことがある方は
理解いただけると思うんですが
結構大変な仕事なんです。
大工の腕の証ですね。