BLOG 2021.12.17

価格改定＠カールハンセン＆SON

マヨネーズや電気料金が値上げになっているわけですから
値上げされないもののほうが不自然なのか、と思うしかありませんが、、。
 
名作と呼ばれるような家具は、基本的な見た目や仕様というものを変えるわけにはいきませんので
自動車の値段が、モデルチェンジを繰り返すたびに値段も上がっていくことよりも、
家具の値上げってのは
なんとなくインパクトが大きいように感じてしまいます。
 
と、いうことで当ブログでも何度も紹介させてもらっている、Ｙチェアを製造する
カールハンセン＆サン社、実は来年頭から値上げになるようです。
 
大竹の家のダイニングチェアに、同社のものを検討されていて
見積もりをとったから分かったんですが、
いつも高級家具の値段を把握されているような方はあまりいないでしょうから
世の中手には、あまり目立たない類の値上げなんでしょう。
で、
弊社でも愛用中のウェグナーデザインの製品を
年末ということで、ちょっとだけ手入れしました、というのが本日のネタ。
 
対象の椅子はこちら。↓
 

 
ウェグナーのPP68という（最高の）モデルです。
常々、いすの趣味はラーメンと一緒。と冗談めかしてお話させてもらいますが、
イスの趣味ってのは、人によってすごくマチマチ。
 
ただ、このPP68(日本限定モデル）を愛してやまない身としては
最高のイス、と紹介せざるを得ないわけです。

https://www.connect-d.com/s/try_sitting/pp68/index.html
↑
無断転載。このページは割りと分かりやすくＰＰ６８．が紹介されているので気になる方はチェックを。
 
 
おそらく日本で最も酷使されているＰＰ６８、のうちの一脚と言っても良いかもしれません。
その労を労いながら
固く絞った雑巾で水拭き後、、

目立つ汚れを、サンドペーパーで擦り取ってやります。
 
で、仕上げとしては手持ちの保護塗料（今回はVATON/トウメイを使用）を
また雑巾に含ませてやって、ざーっと拭いて終了。
 

 

 
もともとのオイル仕上げがほとんど残っていない状態だったからこそできるこの荒業。
 
まぁ本来、もっとちゃんとした工程を踏む必要があるわけですが、自分で使用する分には
テキトーで良いでしょう。
 
仕上がり！。

 

 
何が変わったんか、分からんという声が聞こえてきそうですが、、
良いんです！。
 
本当は、ちょっと色をつけてやると
ビフォーアフターが派手になるんでしょう。
まぁまた今度機会があれば、
ご紹介させていただきましょう。