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BLOG 2023.03.15

ガラスのフィルムで、、@地御前の家-S

経験則で知っているようで、、
言われないと、あまり意識しないよね、、ってことが本日のネタ。
 
IMG_3439(1)
 
2つ、同じサイズの窓が並んでいますね。
なか(部屋)から窓を見ると、それぞれ、、
 

IMG_3440
 
IMG_3441
 
 
何が言いたいかわかりますか?
 
窓のロールスクリーン、白いのと黒いの。
外から見たらまったく分かりませんよね?
ガラス(窓)ってのは、
暗い空間と明るい空間を間仕切っている場合、
明るいほうのガラス面は、鏡のように明るい空間の光を反射して、暗いほうの空間を見えにくくなります。
 
夜、部屋が明るくて外が暗いとき
部屋からガラス越に外を見ようと思っても、自分がガラスに映って
外の風景は見えにくいですよね?
その理屈。
 
で、、普通のガラスでその理屈は成り立つんですが
LOW-Eフィルムという断熱性を高めるためのフィルムを貼ったガラスは
特にその傾向が大きくなります。
実際、、
一枚目の写真では空が映りこんで
ロールスクリーンの色がまったく判別できませんよね・
 
こういった理屈ってのは、誰でもだいたい知っているようですが、、
それを建築計画の前提の知識として扱えるかどうかってのが
プロに求められるスキルになるでしょう。
たとえば照明計画(夜のシーン)を練ったりするときなんかは
とりわけ重要になっくるのがイメージできますか?
、、、、
長くなったので、また今度良い事例が出てきたときに
それはご紹介することにしましょう。