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BLOG 2024.01.19
手刻み:続@己斐のリノベ
材料と材料がひっつくとこ=仕口、接合部は
何らかの手仕事を加えています。
小規模な増築ですが、
これだけでも、大工の仕事は結構な量があります。
ネガティブな言い方をすると、、
それだけの仕事が工場生産化によって、大工から奪われたということですね。
プレカットで、建築コストは下がりましたが
こういった大工の刻み仕事(大工本来の仕事ですね)の機会が
なくなっていくと、
刻みができる大工がどんどん減っていきます。
刻みができない大工を、大工と呼べますか??
それは例えるなら、
スープを買ってくるラーメン屋みたいなものでしょう・
まぁ、どんな業界でも同じような傾向が
多かれ少なかれ見られるわけですが、
技術(ウデ)ってのは使ってないと錆び付いてしまいますから
たまにはこういう仕事をさせないといけないなと改めて思いました。