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BLOG 2019.12.22
外観の盲点@宮園の家の場合
盲点 というと大げさですが
先日「細部へのこだわり♯1」で述べさせていただいた雨どいと同じく、
建物の外観に影響があるためお客様の関心対象となるはずなのに
あまりお客様に選択肢が提案されないもの、のひとつとして
軒裏(破風板や鼻隠し含む)の仕上げを話題にしようと思います。
(↓ 雨どいについての話題は、こちらをチェックしてみてください。)
http://asahi-koumuten.com/blog/24120.html
軒裏については、木の板を貼る、などのケースを除いて
主に「色をどうするか」が検討事項になります。
軒裏に杉板を貼った例@八幡東の家
外装材(サイディングや、塗装)の仕上げは、ほとんどのお客様が関心を持ちますし
色や柄を悩むのが、一番楽しいところでもあります。
しかし、軒裏(や破風板)についてはそもそも軒裏ってどこなのよ?というところからの話なので
お客様にとってイメージしにくいですし、引渡し後でもあまり気にされない方が多いのではないのでしょうか?
ここらへんは、雨どいと似たような感じですね。
軒裏の色等について旭工務店では、基本的にお客様には設計士にお任せいただいて
「**色でいかせてもらうのがベストと考えますがokでしょうか?」、で決まることが多いです。
大体、軒裏は白が多いですね。
ただ今回の宮園の家の場合、外装が白の金属サイディングなので
ちょっと白だと味気なさ過ぎるかなと思い
他の色を提案させていただきました。
左はブルー系、右裏はベージュ系。
かなり印象が違ってくると思います。
屋根の裏側が軒裏、正面に見えてくる三角の部分が破風板。樋がつく部分が鼻隠し、とそれぞれ呼ばれます。
建物は、各部材にそれぞれ名前がついていてセンモンヨウゴが多いのでとっつきにくいですね。
業界の方でも破風板と鼻隠しの区別が付かない方もいらっしゃいます。。
さてさてさて、お客様はどちらを選ばれたのでしょうか。
後日、当blogで発表しますので乞うご期待。