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BLOG 2020.10.06
配筋検査@柿の浦の家
先日着工したての柿の浦の家。
本日配筋検査を実施しました。
配筋検査では、鉄筋コンクリート基礎の
「鉄筋」が、設計図通り配置されているかどうかを検査します。
一般的に木造住宅の場合、現場で行われる第三者検査は全部で3回です。
配筋検査
上棟後の中間検査(耐力壁≒スジカイの配置や、柱等の取り付ける金物の検査)
完了検査(建物の完成検査)。
建築基準法で定められているのは中間検査と完了検査の2回の検査。
この度実施した配筋検査は
瑕疵担保保険加入の上での用件なんですね。
生命保険に加入する前に、医師の診断を受けるのと同じような位置づけです。
瑕疵担保保険も、現在は関連法令により加入が義務つけられていますので
一般住宅の場合
この配筋検査を加えて3回、現場検査を行うのが普通です。
たまに、住宅の保証制度で、
「うちの住宅は、瑕疵担保保険を必ずつけます!」
ということをうたい文句のように記載されているハウスメーカー(工務店)さんがおってのことがありますが
そんなことは今や、当然のことなんですよね。
昔は加入義務はなかったので、そのころからやっていての名残かもしれませんが。
この配筋検査、当たり前なのですが
コンクリートを打ってしまうと鉄筋は見えなくなるので
うっかり検査を忘れてコンクリートを打ってしまうと
あとでとても面倒なことになります。
ということで、確り検査実施、
手直し等の指摘もなく、無事合格でした。
基礎工事は、次にベース(スラブ)コンクリート打設、
立ち上がり型枠設置後、立ち上がりコンクリート打設、
養生期間を経て脱枠~完成となります。