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BLOG 2021.09.24

仕上がり/UNISONのCara@大竹の家ーk

目隠し塀、出来上がり。
 
IMG_7094
 
マークしているとこ、ブロックの上に黒いラインが入ってますね。
この部材、笠木(カサギ)って言います。木じゃないのに笠木。昔は木でやることが多かったんでしょうね。
 
当たり前なんですがブロックって穴開いていますよね。この笠木がないと
その穴が暴露された状態なわけです。正確に言うと、その穴に充填されたモルタルが大気中にさらされた状態になります。
 
ブロックが朽ちていくパターンとして、
この笠木がついていないことが理由のこと、実は多かったりします。
 
モルタルは、鉄筋を保護しているわけですが
そのモルタルが雨にさらされると、劣化し
内部に雨水が浸入します。
雨水が浸入すると、鉄筋が錆びたりして劣化します。
最悪の結果、強度を失ったブロック塀等の倒壊につながったりするわけ。
 
ということで、笠木ってのは重要な機能を担っているわけですが
この笠木は、見た目 相当シュッとしていますよね。(フツウはこれの3倍くらいの厚みはあります。)
家の雰囲気的にはすごくマッチしていると思います。
周辺部材の選定も、仕上がりに大きく影響するということですねぇ。
 
そして、、、↓
 

 
IMG_7096
 
塀に再接近して、家の中はこんな感じで
見えてきます。
この塀が無ければ、
上がり口及び脱ぎっぱなしの靴なんかも全部見えてしまうわけです。
 
そもそも玄関ドア開けっ放しにはしないから、って方もいらっしゃいますが
ちょっと開けただけでも
道路から丸見えになるのもどうかな、という方は多いでしょう。
オープン外構で、そういった場合には
このくらいの目隠し塀がかなり有効な解決策になるかもしれませんね。