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BLOG 2021.12.12
リンクプラス導入打合せにて、、
https://www2.panasonic.biz/ls/densetsu/haisen/switch_concent/advance/lineup/linkplus/
大竹の家では、施主の希望で照明機器をリモートコントロールできるような仕組みを
導入予定です。
それが、パナソニックのリンクプラス。
興味ある方は、上記リンク参照ください。
施主の意図としては、旅行等で長期不在のときに
照明機器のON/OFFを出先からコントロールすることで防犯につながる、という感じです。
ただこれ、
googleアレクサとかにつなげて音声によるリモコンが可能なんで
うまく使いこなすと、家にいるときもかなり便利そうです。
で、今日の本題は実は違って
パナさんが打合せにもってきてた新商品。のサンプル。
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2021/09/jn210915-2/jn210915-2.html
スイッチとかコンセントのプレートとその中身です。
金属的な質感を樹脂部品で再現している
というかプラスチック表面への塗装(蒸着)技術なのか、はたまたシートのようなものを貼っているのか
分かりませんが、これは面白い製品です。
このエッジ処理も、貴重なアナログ技術の賜物でしょう。↓。
世の中に似たような製品は他にもあると思います、
ただ「パナソニック」がこれをやるっていうことが実は大きな意味を持っているんですね。
その理由はふたつ。
ひとつめは、
単純に金属無垢材料でこれをやるのは簡単ですが、すごく高価になってしまうということ。
パナソニックが工業製品としてこれを発売するためには
ある程度の量を前提に開発しているわけで、
町工場のようなところに製作を依頼するよりは、もちろん安価に入手ができるということです。
ふたつめ。これはより重要な理由です。
このジャンル(スイッチ等の電材部品)、建築業界全体が
実はパナソニックに滅茶苦茶依存しているんです。
他に競合があまりいないんですよ。
そういった独占市場のなかにおいても
新しい商品を、継続開発して、
実際に発売してくれているっていうのは
その製品自体がどうこうというよりも、
その事実が
非常に頼もしく、うれしいことなわけです。
はっきりいって、こういったニッチな製品出しても
それ単体では
パナソニックは儲からないと思うんですよ。
それでも、新しい商品をやってくれるっていうのは
このジャンルを、今後もちゃんとやっていきますよっていう姿勢と
受け取りたいな、と。
「供給責任」という言葉を
日本のメーカーが忘れようとしている(ように見える)昨今ですが、
ものづくりにおいては
いろんな意味で
大切な精神だと思います。
実際、もしパナソニックがこのジャンルやめちゃったら
業界は大パニックに陥ることでしょう。
(逆にパナソニックがやめないって事は、実は儲かっているのか??笑。)
それはさておき、、、
そういった姿勢にこたえるために
できるだけ新しいものは
使える現場を探してみたいですね。
微力ながら、応援になればと思います。