NEWS & BLOG
BLOG 2020.10.27
ウォールナットのテーブル@事務所
8月に思い立った応接間の模様替え、
ずいぶん経ってしまいましたがようやく一応カタチになりましたので
終わりに向けて、何個か記事を上げていきます。
今までの流れは↓を上から踏んでいってください。
http://asahi-koumuten.com/blog/26283.html
http://asahi-koumuten.com/blog/26339.html
http://asahi-koumuten.com/blog/26348.html
http://asahi-koumuten.com/blog/26710.html
さてテーブルの入替ですが、
倉庫の奥で息を潜めて出番を窺っていたウォールナットのテーブル。
多分3年くらい?使用していませんでしたので
だいぶ誇りっぽく、カラカラに乾いて白んでしまっています。
無垢のテーブルは乾燥により、最悪割れたりとかします。
特に、水拭きだけを繰り返すと
乾燥を助長させますので、たまに油分を補給してあげましょう。
まぁ、ウレタン等の強い塗装が表面に掛かっている場合は
意味がありませんので、一概には言えませんが。
こいつを復活させてやります。
まずは、清掃後、汚れや細かな傷をペーパーがけした後
油分補給と色味の補填のため
保護塗料を含ませてやります。
以前、扇園の家のデッキ材の色を検討するときにもらっていた
オスモカラーのサンプル用のパウチが残っていたので、これを使います。
これは多分屋外用です。
パティナという色。流行りのグレー系ですね。
、本来内装家具用がふさわしいのでしょうが
自分のところで使うものなので細かいことは気にしません。。
また、ウォールナットのような濃い色の堅木は、全体的に色が入っていくことはありません。
なので塗料の色味にこだわっても、はっきりいってあまり印象は変わりませんので
これは、主には油分の補填のためですかね。
ウェスでワックスをかけるような感じですりこんでいきます。
最後に、水で全体的に磨いてやって終了。
これは革靴の靴磨き(ポリッシュ)の仕上げと一緒の感じです。
塗料(油分)をまんべんなく全体に浸透させてやります。
まぁピカピカにツヤを出すと品がなくなってしまいますので
そこそこ3分ツヤ有りくらいで。
終了!
目によっては、グレーの色が入っているのが分かりますかね。
まぁこのくらいのものです。
無垢のテーブルで、保護塗料(オイル仕上げ)のものは
こういった感じで手を入れてやるとどんどん味がでていき
深みを増していきます。
これがラッカーやウレタン等の強い塗装のものだと
塗装(塗膜)が強固な内は、キレイですし
汚れ等にも強いですが
経年によりその塗膜が失われた箇所がちらほら出てくると、
あまり美しく年をとった、という感じにはなりません。
上記のようなイイ加減なDIYでは
それを復活させることができません。
完璧にサンディングして塗膜をなくした後
再度塗装を掛けてやる必要がありますので
diyでは難しいですね。
まぁ一長一短ですので
ケースバイケースで
どういった塗装を掛けてやるかは、しっかり検討する必要があるでしょう。